Davinti Resolve 17 個別のクリップで書き出す

書き出しで困ったのでメモ

書き出しで数年ぶりに困ったことになり、簡単そうなことができずイラつく日々を過ごした。数年前に困ったこととほぼ同じことが起こったので、これはバージョンが上がっても改善されないのだと思う。特殊な例なので、改善方法が全く思いだせず苦労したので、書いておくことにした。

症状としては、映像の音がうまく書き出せないというもの。
別撮りの音源の差し替えや、Fairlightが効かないという症状だ。ちなみにエディットページ、Fairlightページ、デリバーページ等、ソフト上では問題なくイメージどおりの映像に仕上がっている。デリバーから書き出すと、音源の差し替えができておらず、タイムラインで元映像の音源はミュートにしていたにも関わらず、元映像の音源が書き出される。

様々なことをしてみたが、解決策として2つの方法が分かってきた。

①デリバーで単一クリップとしてまず書き出す。
※結果的にはこれが解決策になった。

私の場合は、短いファイルを1000個近く個別に用意したかったので、タイムラインに全て並べて、デリバーで個別のクリップを選択して書き出していた。こうすると、一つに繋がった映像ではなく、エディットページで分割されているところで切り離された個別のクリップとして、複数の映像ファイルが一括で書き出せる。こうした書き出し方法はPremiereではたぶんできないので、たいへん重宝している。この個別に書き出す機能は、僕のような特殊な使い方をしている場合にはとても便利です。

だが、この便利な個別のクリップで書き出す機能を使うと、上記の音の問題が出てくることが分かった。音問題の解決策は、単一クリップとしてタイムライン上の映像が一つに繋がったものを書き出すことで、エディットページ等で仕上がっていものと同じ映像が書き出された。

そのため、僕の使い方のように、1000近い映像ファイルを個別に書き出そうとすると、タイムラインを1000近く用意し、1つずつ映像ファイルを並べなくてはならなくなるという途方もない作業になるのだが、それだと時間がかかりすぎるため、一度全てが繋がった単一クリップを書き出し、再度エディットページで分割し、個別のクリップとして書き出すという、普通だったらありえない謎のめんどくさい作業をすることになった。

個別のクリップとして書き出す際にも、音がうまく書き出せるようにアップデートされることを願う。。。けど、Davintiの14くらいから使ってるけど、何年も改善されてないので、たぶん僕のようなケースで使っている人が少ないから直されないんだろうな。。。なんかやり方が他にあれば教えてほしい。。。


②新規複合クリップにする

この方法は、今回は採用しなかったのだが、今後使えるかもしれないので書いておく。

上記①に書いたように、私の場合は単一クリップではなく、個別のクリップとして書き出したいのだが、この方法でも個別のクリップで書き出すと、なぜかFairlightが効かなかった。しかし、元映像の音源と、別録音源の差し替えはできたので今後使えるかもしれない。Fairlightを使用する必要がない場合はこの方法で個別にクリップが書き出せる。


まとめ

単一クリップで書き出す人が多いので、普通はつまずかないことだけど、個別のクリップで書き出そうとすると、かなり沼になってしまって何日も悩んだり、書き出し方を変えたり、けっこう大変なことになる。単一クリップで書き出すことで、いろいろ不具合が起きにくくなると思われるので、問題が出た場合はデリバーの設定をチェックしてみると解決するかも。

最後に備忘録として、書き出したデータ3つの比較を載せておく。
音の比較なのでボリューム大き目でヘッドホンすると違いがよく分かります。

単一クリップで書き出ししたバージョン

単一クリップとして書き出すと、音の差し替え、Fairlightともにうまく書き出せています。一応、これは完成版としました。このくらい短いものを1000近く用意しようとしてるので、とっても大変なことになってるんですよね。謎ですよね。以下は失敗バージョンです。

複合クリップに変換後、個別のクリップとして書き出し

元映像と別撮り音源を複合クリップとしてくっつけた後、個別のクリップとして書き出しています。このケースでは、Fairlightがなぜか効いていません。最初の映像と比較すると不要な音が多いことが分かると思います。この状態にするまでも、けっこう試行錯誤したんですが、なぜ複合クリップだと、別撮り音源に差し替えることができるのか謎です。単一クリップで書き出している人には、何のことかさっぱり分からないと思いますが、個別のクリップで書き出すと、元映像の音源でしか基本的に書き出せない仕様になってるんです。けど、この方法だと音源の差し替えができてます。

個別のクリップとして書き出ししたバージョン

これが、最初の状態です。音の差し替えができていません。元映像の音源のままになってしまっています。だからノイズも多いですね。この映像だけ見ても何のことかさっぱりだと思うので、タイムラインの画像を下に貼っておきます。

とっても分かりにくい画像になってしまってますが、この映像は、他の映像の音源から音をもらってきてます。タイムラインの真ん中にある長い映像が、元映像です。下にある短いもの2つが音源です。元映像のオーディオはミュートに、もらってきた音源はソロにチェックが入っています。タイムラインではこのような配置になっているのですが、個別のクリップとして書き出すと、元映像がそのまま書き出されてしまい、音源も差し替えできません。これが、書き出し比較3の動画です。