タイトル:WP Exporter
素材:ソフトウェア
制作年:2025年
WP Exporterについて
今回は何のためのソフトか分かるものができてしまいました。かといって、何のためにつくったかは分かりません。もし、役に立てることができる人がいたなら、うれしいです。
WP Exporterは、WordPressの記事を吸って、docxとpdfにするソフトです。
また、docxからepubにするソフトdocx to epubも同梱しました。細かなレイアウト等の調整は必要だと思いますが、一応、電子書籍までつくれると思います。
主な機能は、
①WordPressサイトの記事を読み込みdocxとpdfファイルを生成する。
②WordPressサイトの記事一覧(カテゴリ別ページなど)からリンクを自動収集する。
③記事のフィルター機能
④脚注、画像に番号を付けて、最後にまとめる機能。
このソフトでできることは?
僕はWordPressで滞在記録をつけることがよくあるのですが、一生懸命書いても、あまり反応がありません。ブログ形式の記事は、きっと読みにくいということもあるんだろうと思い、本の形にしたほうが少しは読みやすくなるんではないかと思いつくってみました。
滞在記録は、滞在時には調べることができていなかってことを、脚注で追記することがあります。なので、脚注の部分を主に力を入れてつくってみました。このソフトとは別に、WordPressの脚注機能をデザインし直しているので、その機能もおいおいお裾分けします。(新たに脚注プラグイン「Footnote plus」を同梱しました。Footnote plusの説明ページはこちら)
ダウンロードはこちら
【更新履歴】
2025年6月13日 v1
・WP Exporter
・doc to epub
2025年6月17日 v1.1
・doc to epubでcalibreのパスを設定できるように変更
2025年6月18日 v1.2
・Footnote plusを追加
・説明書更新
3つのモードがある

WP Exporterを起動するとモード選択の画面になります。
各自、使いやすい方法で使って下さい。

自動でURLを取得がおすすめです。いっきに読み込めるように、記事を順番に整理したページを用意するのが良いです。
こちらのページをサンプルにしてください。
ジャワ島滞在記
共通設定画面の説明

共通設定画面は3つのモード全てで使うことができます。
① ログが出ます。
② 記事のフィルターを指定するフォーム
③ ②で指定した条件でURLをチェックし表を出します。実行ボタンを押す前にどの記事を選択しているか確認ができます。
④ WordPressの記事にある日付をWordなどに入れるかどうかの選択
⑤ 日付の形式。現在は日本語、英語、韓国語にのみ対応
⑥ 読み込んだ記事をどういう順番で出力するか決めます。読み込み順、昇順、降順など選べます。
⑦ 読み込んだ記事が複数ページある場合でも、脚注と画像の番号を通し番号にしてそろえることができます。
⑧ 読み込んだ記事ごとに分けて出力するか、1つのファイルにまとめて出力するか決めます。単一ファイルにする設定の場合は、全記事の最後に脚注を移動します。
Word形式のファイルを電子書籍形式のepubに変える

WordPressを吸って、wordやpdfに変換できるようになったら、あまり意味もなくepubにもしたくなりました。なので、WP Exporterと同梱しているdocx to epubを使うと電子書籍化まで一応できます。
上の画像がdocx to epubの設定画面です。多くの機能を付けていないのでシンプルになってます。設定画面にはありませんが、表紙も付けることができるようになっています。表紙は、同梱しているcover.jpgを自分の好きな画像に差し替えれば設定できます。
また、docx to epubの機能を使うには、calibreというソフトをインストールする必要があります。説明書内にリンクがあります。
WP Exporterを使用するためのコツ

使う場合は、同梱している説明書も読んでくださいね。うまくいかない場合はご連絡を。助けることができるかは分かりませんが…
できたデータのサンプルはこちらに置いてます。良かったらどうぞ…。
https://java.terae.info/2025/06/19/book/